先ずこの蔵は伝統ある宮城の蔵元四つが企業合同した蔵。以来業界きっての発信力を有する革新的な蔵元です。
先ず、40数年前に誰もが思いもつかなかった級別に対して「無鑑査」の酒を発表しそれが契機としてきょう別が廃止、更に今では認知されてきている「発泡清酒すず音」清酒で初めて瓶内発酵させた酒で、古来の人々の酒を想定し、ネオクラシカルとして発表。更に更に、「ワタシノオト」と名付けた酒は、12%の酒で飲みやすさを基本に開発。又ポルトガルにマデイーラという酒がありますが、発酵の途中でアルコールを添加し発酵を止め、加温熟成する酒ですが、日本で初めて一ノ蔵が発表したのがマデナ。米アルコールを添加しその後加温熟成は当地の鳴子温泉の温泉熱を利用したものです。次々と新しい酒を開発すると同時に、伝統的手法による酒もIWCという権威のある団体から最高賞を受賞するなど紹介に紙面が足りないほどです。地域農業にも積極的で農業法人を立ち上げ、農作物の販売までてがけています。