古代文化の大分県国東半島にて醸す酒は、「五味一体」すなわち、甘・酸・辛・苦・渋が調和する酒を理想とし、九州全体の酒質レベルアップにも貢献。昭和47年にはドイツ・シュロルラーツ主催の催しに日本の代表として出品された。

和紙の町、川之江は水質に恵まれた蔵で、全国新種鑑評会30回の金賞受賞を誇る。酒は一に麹、二に酒母、三に仕込と言われるが、すべての酒に手造り手法を用いる麹つくりは丁寧できめ細やかな酒質を目指しています。

400余年を誇る司牡丹は、司馬遼太郎の著作でも知られているように、坂本龍馬との深い因縁で結ばれている。伝統的な日本酒はその文化の結晶でもあり継承していくことこそ使命と考え、守るだけではなく、常に「創」をテーマに社会貢献していく蔵元です。業界にあっても常に先駆的である。